防災のお集まり

9月1日は防災の日です。

この日は関東大震災が起きた日ということで

毎年、子どもたちに地震の備えについて

話しをしています。

 

今年は、園長が宮城を訪れる機会があり、

その際に震災遺構である「仙台市立

荒浜小学校」を見学してきたということで

実際に目にした校舎やその周りの風景、

校舎内に展示してある被災時に使用した

備品や写真などから園長自身が感じた事・

学んだ事などについて、写真や動画を交え

ながら子どもたちに話をしました。

 

長崎は地震の少ない町です。

その中でもみはら保育園は高台に位置して

いますので、大きな地震や津波をここで

経験することはないかもしれません。

それでも、今日学んだ事を子どもたちが

記憶の片隅にとどめ、今後、進学や就職

などで地震が多発する場所に住むことに

なった時に学んだ事を思い出し、自分の身を

守ることに役立ててくれればと思います。

 

このほかにも 防災アニメ

「サル太郎 地震には負けないぞ!」

を視聴しました。

 

今回の防災のお集まりはいつもより長い

時間になりましたが、子どもたちは最後まで

真剣な表情で聞いていました。

 

それぞれのクラスに戻った後、年長組の

子どもたちがどの様に感じたか担任が

たずねてみると、下記のような意見が

出てきました。

 

◎校舎の屋上にいる人たちをヘリコプター

で避難させている時、順番を待っていた

人たちはさむかっただろうな。

かわいそうだな。

◎あんな高い場所に逃げるのはこわいな。

◎海より遠くに家を建てた方がいいと思う。

でも、山の近くに建てたら土砂崩れに

あうかもしれないし、どうすればいいかな。

◎波消しブロックをもっと長く高く作ったら

津波から守れるかも。

 

子どもたちなりに感じ、考えることが多く

あったようです。